2声のインヴェンション 第3番 ニ長調 BWV 774は、J.S.バッハが1720年頃に作曲した15曲の2声インヴェンション集の一曲です。16分音符の連なりから成る活発な主題が躍動感あふれる推進力を生み出す、明るくエネルギッシュな人気曲です。
2つの声部が活き活きとした対話を繰り広げ、主題が両手の間で巧みな模倣対位法によって受け渡されます。ニ長調の明るい調性が輝くような楽観的な性格を与えています。流暢な音階パッセージ、正確なアーティキュレーション、声部の独立性が求められ、鍵盤技術の向上に不可欠な学習作品であると同時に、演奏会でも楽しめる魅力的な小品です。
作曲年
1720
カタログ番号
BWV 774
出典
パブリックドメイン