2声のインヴェンション 第5番 変ホ長調 BWV 776は、J.S.バッハが1720年頃に息子ヴィルヘルム・フリーデマンの音楽教育のために作曲した15曲の2声インヴェンション集の一曲です。堂々とした気品ある性格と、変ホ長調の温かく高貴な響きを活かした大らかな旋律が特徴的です。
優雅な主題が2つの声部の巧みな模倣対位法によって展開され、コンパクトな形式の中でバッハの動機展開の名技が示されています。流麗な旋律線と豊かな和声により、手の独立性と音楽的なフレージングを養う教育的作品としても、また演奏会用作品としても価値のある一曲です。
作曲年
1720
カタログ番号
BWV 776
出典
パブリックドメイン